肉類から摂取できる栄養は、プロテインとなにが違うのかという考えが存在します。そのため、良く運動される人はプロテイン、とりあえずたんぱく質を摂取したい人は肉類・・・のような考え方が、今でも存在している状況なのです。

ですが、プロテインは肉類よりも栄養上優れているわけではないので、まずはこのことを良く理解したほうが良いです。肉類にはたんぱく質が含まれていますが、たんぱく質を英語にしたものがプロテインです。

また、プロテイン(たんぱく質)は肉類、もしくはプロテインの粉からしか得られないわけではありません。他にも、魚肉、野菜からも得られるようになっていますし、栄養が少ないというケースも稀なのです。

ここで重要となるのが、バランス良く栄養補給できるのはどちらなのか・・・です。疑問の回答からとなりますが、バランス良く栄養補給できるのは肉類です。

というのも、プロテインはプロアスリートの要望に応えるため、基本的にカロリー量が限界まで絞られています。そのため、肉類と比較して3分の1ほどカロリー量が少なく、しかも栄養の偏りが指摘されることも多くあるのです。

次にプロテインの原料について案内させていただきますが、プロテインは肉などを粉末化したものではなく、牛乳、大豆などを混ぜ合わせて作られているという背景があるのです。

他にも、味わいの変化、着色のために色々な加工が施されているので、肉類を調理した場合の栄養と比較すると、栄養に大きな違いが出るのは明白でしょう。さらに、プロテインにはあまりビタミンが含まれていません。

そのため、肉類のように栄養補給を続けていると、全体的に体の丈夫さが向上するとういわけでもなく、人によっては吐き気といった、気持ち悪さを感じてしまう人もいるでしょう。後、プロテインの粉は飲みにくい、消化吸収率が高いわけではないという特徴もあります。

消化吸収率が高いわけではないというのは、すなわち飲むタイミングを見誤ると効果が出にくいという意味です。プロテインの注意書きを見るとわかるのですが、運動を終えてから30分後には、プロテインを飲んだほうが効果的です・・・という、案内を見かけることが多くあります。

肉類の場合、もともと脂質が少なく、たんぱく質が多いケースが目立ちますし、消化吸収率も悪くありません。なので、健康的な生活を考えている人で、あまり運動をしない人の場合、無理をしてプロテインを飲まないほうが賢明でしょう。

補足となりますが、たんぱく質、アミノ酸は摂取不足になりやすい栄養でもあります。実際に国内の摂取量を調査したデータでは、60%~90%の間で摂取している人が多く、意図的にたんぱく質を摂取しない場合は、ほとんどの人が摂取不足になってしまう・・・という、意外な特徴を有している栄養でもあるのです。

後、肉類とプロテインにはもう1つ大きな違いがあります。肉類は噛みごたえがあるので、アゴが丈夫になり、さらに唾液が多く分泌されるようになります。

近年では、唾液の分泌に関しても研究が進んでおり、その研究を通じて唾液が多く分泌される人ほど、口腔内が清潔であり、雑菌などの増殖を抑えることができるというデータも存在するのです。なので、健康を第一に考えている場合は、なるべく肉類を意図的に食べたほうが良いでしょう。