健康効果を考慮に入れると、どうしても食卓から外せない肉類が存在します。それは、今では良くテレビで特集されることも多くなった鳥の胸肉です。

鳥の胸肉というと、今までは安いので食べている人が多いという状況でした。しかし、今では以下のような健康効果を期待して食べる人が増えており、また、鳥の胸肉は料理レシピも多いので、家族で良く食べるというケースも増えています。

鳥の胸肉の健康効果その1ですが、胸肉にはイミダペプチドが多く含まれています。イミダペプチドとは、抗疲労で期待されているペプチド(アミノ酸)の1種です。

栄養というのは、摂取した後は胃腸から吸収されるもの・・・と思ってしまいますが、吸収された後も、長く内臓などに良い影響を与えるものがあります。それが、イミダペプチドといった、最近になって知られるようになった栄養の正体なのです。

また、どうして鳥の胸肉にはイミダペプチドが多く含まれているのかというと、海を渡ることが多いからという理由が存在します。海を渡る際は、胸肉の部位に多くの栄養を蓄えないといけません。

しかも、鳥は胸が大きいだけでなく、羽ばたく際に多くのエネルギーを効率良く使っている動物でもあります。そのエネルギー効率を生んでいるものこそ、イミダペプチドであり、鳥特有の筋肉の付き方とされています。

本来であれば、筋肉が良く付く動物ほど筋張った筋肉になります。そのため、赤身と言われている部分のほとんどは筋張っているのがわかるほど、筋肉繊維が太かったり、もしくは力強い太さのものが多いのです。

しかし、鳥の場合は長く飛び続けることに特化しているため、硬い筋肉では海を渡ることができなくなってしまいます。そのため、イミダペプチドだけでなく、柔軟性の高い体も必要となり、その影響で、鳥の胸肉は柔らかく調理しやすいという特徴を有しているのです。

しかも、ただ柔らかいだけでなく適度な弾力性があり、且つ無駄な脂肪を蓄えていないという特徴まで有しています。こちらは脂質の低さに表れており、豚肉、牛肉と比較すると、脂質、カロリー量は半分以下というデータが存在し、しかも、以下のような珍しい栄養まで多く含んでいるのです。

鳥の胸肉には、ビタミン、ミネラルだけでなく、ナイアシン、パントテン酸も含まれています。ナイアシンは糖質、脂質をエネルギーに変換してくれる作用があるため、より強度の高い運動を行いたい人に最適な栄養で、今ではナイアシンだけのサプリメントまで存在します。

また、ナイアシンは二日酔いだけでなく、皮膚の異常を緩和してくれる効果まであります。そのため、お酒と一緒に鶏の唐揚げを食べる人も多くいますし、コラーゲンたっぷりの鳥の胸肉を意識的に食べて、若い肌を保ち続ける人も多くいるのです。

パントテン酸は、善玉コレステロールを増やしてくれる働きがあり、胃腸の調子を整える作用があります。しかも、病院などで処方される治療薬とは違い、食材を通じて栄養の摂取を行った場合は、副作用が発生するリスクがほとんどありません。

このように、多くの人が必要としている栄養を含有しているだけでなく、現代社会に見合った健康効果も秘めているため、鶏肉(主に鳥の胸肉)の人気は高まり続けているのです。